和歌山県立博物館、県立和歌山工業高校を視察③.jpg)
この仏像、どちらが本物かお分かりでしょうか?和歌山県立博物館では、視覚障害者の方のために「さわれる文化財レプリカ」を展示。しかも、作成したのは県立和歌山工業高校の生徒たちです。
それぞれの地域にあるこのような文化財、近年管理する人も減り、盗難が増えてきたという事で、レプリカを代わりに地域に寄贈し、展示する取組みも行なっています。
3Dスキャナー、プリンターで作成するという事で、実際に高校の作成現場も見せて頂きました。
また、博物館は、地元中学校・住民と連携し、防災教育も推進しているとの事でした。和歌山県の例は、文化芸術機関と学校、住民との連携の模範的な事例であり、全国で進めて行きたいと思います。