中野ひろまさ

訪韓団のご報告

遅くなりましたが、7月29日~8月1日の訪韓団の模様を詳しくお伝えしたいと思います。公明党全体としては、訪韓団は何度も送って来ましたが、党青年委員会として訪韓団を組んだのは今回が初めてです。4日間の日程となりましたが、本当に多くの方々と意見交換することができました。

例えば、韓日友好議員連盟の幹部(キム・テファン議員、カン・チャンイル議員)や、ユ・ギジュン外交統一委員長、同世代のキム・セヨン議員、ムン・テソン議員をはじめ、日本研究を行っている学者の皆さん、外交官の皆さんなどと、率直な意見交換をさせて頂きました。また、北朝鮮国境であるDMZ(非武装地帯)の現地視察も行いました。

皆、今の日韓関係を何とか改善しないといけないと思っており、多くの方から公明党に対して大きな期待を寄せている、というご意見を頂きました。他方で、韓国に行って初めて肌で感じた事も数多くありました。例えば、はっきりと主張しなければ伝わらないという国民性の違い、同一民族でありながら分断国家となってしまった北朝鮮に対する複雑な感情など、話を直接聞かないと分からない事も多いと感じました。

隣国との関係においては、多かれ少なかれどの国も問題を抱えているものでありますが、新しい世代がお互いに顔の見える関係を築く事で、言うべきことは言いつつも、決定的な対立を回避し、互いにとってプラスとなる未来志向の日韓関係を作って行けるのではないでしょうか。東アジアの平和へ向け、外交でも公明党が存在感を発揮できるよう、頑張って参ります!

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